橘 優子、35歳。蒲田で一人暮らし。
可笑しくて、愛しくて、じんわり心にしみる。
温かく幸福感に包まれる物語。
監督:廣木隆一
原作:絲山秋子
脚本:荒井晴彦
音楽:nido
キャスト:
寺島しのぶ
豊川悦司
松岡俊介
田口トモロヲ
妻夫木聡
柄本明
大森南朋
先日、観にいってきました。
主人公:寺島 しのぶさん演じる橘 優子。
豊川 悦司 さん演じる、いとこで、幼なじみの橘 祥一。
とても素敵でした。
こんな人にずっとそばにいて欲しいと思わせる感じの役柄でした。
蒲田が舞台なんですがちょっと映画を観てたら行ってみたくなりました(*^。^*)
そして・・
映画の中に出てくる銭湯。
デパートの屋上にあるようなちょっと時代遅れの観覧車。
うどんとそばという名前の金魚2匹。ほおづき。
大衆酒場(いきつけの居酒屋)。
なんかが出てきたりして・・。
わたし的には、好きな映画でした。
ただ、一緒に行った友達が・・ラストについて少々不満だったよう。
確かにそれは思ったけど・・。
未来、人生ってなにがあるかわからないから、
今を大切に生きなくてはいけないということなのかな。
この映画を観終わって。
「ADDRESS」という曲が聴きたくなりました。
なんか映画の内容と歌詞がぴったりはまってしまいました。
深い悲しみに君が迷い込んだ時
耳を澄ましてごらん きっと聞こえるはず
風の営みに木の葉が揺らいで
君に語りかける
どこまでも手を伸ばして
いつかの微笑みを取り戻して
立ち止まってしまってもいい
涙が乾いたら君だけの朝が来る
君の帰る所はここにあるから
絶えず注がれる無償の眼差しを
感じられたなら
過ぎ去って忘れかけた
いくつかの温もりを思い出して
ゆっくり前を向けば
静かにまた君の時間が動き出すから
どこまでも手を伸ばして
いつかの微笑みを取り戻して
過ぎ去って忘れかけた
いくつかの温もりを思い出して
ゆっくり歩き出して
いつでも僕は君のそばにいるから
『ADDRESS』 by 山崎まさよし。